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フレキシブル・インペラ・ポンプ




ゴムインペラーの羽を楕円のケース内で回転させて曲げ、再び戻る過程で真空状態を作ると、ポンプ内に水が汲み上げられ、回転しながら、吐出側へと押し出されます。

配管に水がない状態で3メートル、水がある状態では、9.5メートルまで水を汲み上げる事ができます。

エンジン冷却用のフレキシブル・インペラー・ポンプは、水中に入れる必要がなく、詰まらずに大容量の液体移送が可能です。
これは、吸入液体のチェックバルブの役割を軽減します。
製品各部
しくみ
設置時の注意事項
【製品各部】



エンジン・ルームのスペースを考慮してスパナ及び
ドライバー全てを使えるように注文制作されたスクリュー。




インペラー回転時、正確な圧力およびポンプの性能を極大化するために
国内初、鍛造により製作しました。
また、鍛造後の加工でカムを装着するとき、接着剤を塗る必要
がありません。



既存のカバー・パッキングを使う油脂ガスケットに代わりオーリングを使い、
パッキングの能力を極大化しました。
また、インペラー交替時、裂けやすい弱点を補完し、長く使えるように
しました。



インペラーの摩耗性を考慮し、黄銅板に金型を利用し、
切断してインペラーと接着する面を極大化しました。
また、両面が使えますので、非常時に裏返して使えます。



世界中で優れたシールだけを厳選して使っています。
最高の品質のために最高の部品を輸入しています。



インペラーの性能のために、常に正確な寸法と良品の材質を使います。



30年間インペラーを製造技術から、最高の設備から最高の性能が発揮
できる原料配合、0.001まで表面を研磨する技術など、
全て自社製作しています。この技術は、他社も真似できません。



誤差のない正確な寸法と良い材質で作ったステンレス・シャフトは、
ポンプの性能を最大に発揮します。


カムボルトを接着しません。
ファイバー・ガスケットでカムボルトのパッキングをします。
良い製品を作るために微細な部分まで最善を尽くします。

【しくみ】
   ※回転方向

インペラーの回転方向と吸入口、吐出口との
関係は、上記参照。上記図は、インペラーカバー側
を基準にしました。
製品出荷の時には、インペラーカバー側から見て、
反時計まわりになっています。(左)

【設置時の注意事項】




配管は、できる限り短く堅固に固定してください。
配管資材は、基準寸法の規格品を使ってください。

電磁クラッチポンプは、乾燥し風通しのよい所で、できれば
液体の近くに設置してください。
フレキシブル・インペラー・ポンプは、空回転をしないでください。

特殊なビルジポンプと海水ポンプは、常に異物を防止するフィルター
もしくはストレーナーを取り付けておいてください。
ポンプは、堅固に取り付けてください。

フレキシブル・インペラー・ポンプを交替する場合には、
ポンプを停止させた後のポンプ内部に、若干の水を残してください。
これはインペラーの寿命を延長し、吸入を速くします。


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